学力テスト最下位の沖縄

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20081017-OYT8T00399.htm

国学力テストは、小学校は国語と算数、中学校は国語と数学。2007年度、沖縄県はいずれも平均正答率が全国平均を5ポイント以上下回り、最下位。今年度は全国平均との差が縮まった分野はあったものの、いずれも最下位だった。

沖縄だけダントツで最下位な理由は色々とあると思うけど、まず一番大きな要因としては本州から離れた島国という理由だと思う。良くも悪くも閉鎖的な島国なので、沖縄の中で平均ならばいいやという気持ちが県民にも根付いているし、どうしても視野が狭くなりがちである。
そしてそうやって育った子どもが教員になり、結局は負の連鎖を生み出してしまっているのが今の沖縄の公立学校の現状なんじゃないだろうか。そうしている以上は教育の質も上がるはずがなく、かつ県民もそれに満足し、誰も苦言を呈さない情況に陥っていると思う。

この現状を打破したいなら単純に教育の質を上げるしかないと思う。教員の質を上げ、生徒には本州との実力差をしっかりと認識させた上でいい意味での危機感を持ってもらうことも大事。個人的には平和学習なんかやるよりも、その前にやることあるんじゃないのかと言いたくなってします。いくら平和でも自分のケツすら拭けなかったら何の意味もないよ。

なのでこうやって沖縄の教育委員会が危機感を持ってくれて、県外の教育委員会と交流を深めることは非常に重要なことだと思います。これが実際の教育現場に反映されるまで時間がかかるかもしれないけど、できれば10年後には上位にこれるようになってればすごくうれしく思います。